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2014.04.18 » 6年 前

妖々コラム 第二話 「笑点の怪」


本日は人間学の月刊誌「致知」の中から
歌丸師匠のお話を絡めてのコラムです。

楽をするのは目を瞑ってから

77歳の現在でも噺の稽古をしたり、
新しい噺を覚えたり、 誰かが歳に抗って苦しい思いをしている歌丸師匠に 「どうして苦しい思いをするのか?」
ってきいたそうなんです。
そしたら

「楽をするために苦しむ」

んですって! そこまではなんとなく自分も理解できたんですが 大事なのはそのあと、
「じゃあ楽するときはいつなんですか?」って 聞かれた時、歌丸師匠は

「目を瞑ってから」

・・・ですって! それってつまり生きてるうちには楽しないってことなんですよね。
私はずっと生きてるうちに楽するために 頑張るもんだと思ってましたよ。
目を瞑ったあとまで見据えるなんて今の自分にはまだ難しい。

妖怪の領域

77歳の歌丸師匠。落語歴66年。 大変失礼ですが、これはもう妖怪の領域ですよ。
※私からすると最高に尊敬しているという意味です 歳経ると物や動物でも妖気をまとって妖怪化するといいますが その原理です。

一つのことをずぅっとやり続けて いると、その人の魂が磨き上げられてその存在や生き方そのものが語りだす(妖怪伝承のように)のですね。
しっかし、、歌丸師匠でびっくりしていた私ですが、
その上の師匠で、80歳代で現役の師匠もいらっしゃるとか。。いやはや。。。そういう壮絶な世界なんですねぇ。

自分の子はどんな妖怪にしよう

60年も続くような「道」が見つかるならそれに越したことはありません。
全く関係ありませんが、笑っていいともでさえ32年ですから、相当なものです。
妖怪化するには100年が必要とされていますから、
子供が打ち込めるものは親の代から続くもので、
後世に残るるものがよいなと 色々思いが巡ってまいりました。
まずは自分が妖怪化しなくちゃですね(笑)