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2019.04.23 » 4か月 前

WARASii—町興しの新しいカタチ—


 どうもこんばんは、神代です。今回は妖怪記事ではないのですが、面白い取り組みがあったので、そのプロジェクトの紹介記事を書かせてもらいます。

 さて、近年地方創生という単語が目立つようになりました。端的に言うと、人やモノが東京都に一極化している現状を変え、地方を盛り上げようという取り組みです。まだ知名度は高くないですが、その為の支援制度もだんだんと充実して来ています。

 皆さんは「町おこし」という単語にどんなイメージをお持ちでしょうか。恐らくですが、地域のおじいさんおばあさんが集まってちょっとしたお祭りとかをやるんじゃない?的なイメージを持っている方が多いのではないかと思います。確かに、一昔前によくテレビで特集が組まれていたステレオタイプな町おこしはそういった物が多かったでしょう。

 この方法は地元のつながりを利用して地域の人間を呼び込む力があります。しかし、その一方で他所から人を呼び込むには「地元の町おこしイベント」と言うだけでは宣伝が難しいという一面を持っていることも事実です。

  そういった経緯があってか、自分が住む北陸では近年町おこしの内容もずいぶんと先鋭化しています。例えば石川県では同県を題材としたアニメ「花咲くいろは」に登場する架空の祭である「ぼんぼり祭り」を舞台のモデルとなった自治体が実際に行い、毎年臨時バスが必要になるほどの人を呼んでいます。その来場者数はアニメが終わった後も増え続けているとか。

 富山県ではいわゆるe-Sportsで町おこしを行っています。ゲームの大会や交流会を通してサブカルチャー文化に興味のある若者を集め、その会場で県名産の食べ物やお酒を販売する事によって若者の地域への理解を深めています。

 しかし、このような成功例は少数で、現実は多くの自治体が町おこしに対してどんなアプローチを仕掛けていいか分からず、腕組みをしているような状況です。

  前置きが長くなりましたが、この記事で紹介するのは、 現状まさにこの困難な状況だ!という地方にお住まいの方。或いは、 地方での町おこし活動に興味がある!という都内の方の心強い味方となるプロジェクトです。

 そのプロジェクト名は「WARASii」 

 WARASiiの主な活動は、都心に住むメンバーが町おこしをする対象地域へ月に一回の旅行をする事と、逆に地方に住むメンバーが都内に来て交流会を行う事の二つがあります。地方と都心の間で金銭的なやり取りの発生する契約ではなく、同じ志を持ったメンバー内での交流から始まり、お互いを知っていく事によって、その地域の魅力や、抱える問題を共有する。そして、それらを知った上で地域おこしに取り組んでいくという仕組みになっています。

 都内に住むメンバーは、自分が出来る事や、外部からの視点によるアイデアを地方へと提供します。それに対して、地方に住むメンバーは、旅行に来る都内メンバーが安く泊まれる宿の紹介などの地域特有のベネフィットを提供します。お互いがお互いのため、助け合いの心で繋がれるコミュニティというわけです。

 僕自身、町おこしに関わったことがありますが、 スタートに当たって一番大変なのはメンター、つまり「経験豊富なアドバイザー」の確保でした。WARASiiのメンバーの中には、町おこしの実績がある方がいらっしゃいます。腕組みして悩む自治体の腕を解いてくれるようなアイデアも出てくるかもしれません。

町おこしの敷居を一つ撤廃してしまうこのプロジェクト。北陸で活動をしている自分には凄く魅力的に写ります。町おこしに興味のある方は是非、この小さな座敷童が掲げるチャンスを逃さないようにしてください。

WARASiiのTwitterアカウントです、詳細はこちらまで→@warasii1

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