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妖怪とは?

妖怪とは一体なんだろう
まずはベースとなる
定義を考えてみる

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実体を伴う妖怪

鬼、天狗、一つ目小僧、雪女。画として存在を認識できる妖怪を「実体を伴う(得た)」妖怪とします。これらの多くは、古くからの言い伝えなどから、画図として視認できるものとして絵師により姿形を「創作」されてきました。実物を見て描いたというものは恐らくいないと思うので、「創作」としています。古くからあった百鬼夜行絵巻のようなものから、江戸時代中期に鳥山石燕、恋川春町らにより図録化されたことにより一気に娯楽化が進んだことにより、実体を伴う妖怪の多くが創作されました。我々の認識している「妖怪」の多くはこの時代に生まれた「創作されて実体を得た妖怪」のことを指しているように思います。

現象としての妖怪

天狗倒し(突然木々が倒れる)、狐の嫁入り(天気雨)、天狗つぶて(山を歩いていると急に石や木などをぶつけられる)、など併記した「実体を伴う妖怪」に対して、実体をもたない「現象のみの妖怪」というのも存在する。これらが現代における様々なアーティストなどの「創作者」の手により画図やアニメ、音楽、書籍等を通して「認識可能」な状態になると、「実体を伴う妖怪」に変わる感じです。同じく、小松和彦先生の考えの中の、超自然的(天変地異や不思議な)な現象はこちらに含まれていて、存在そのものは実体を伴う妖怪に分類されるという考え方です。なので天狗倒しで説明しますと、天狗が「実体を伴う妖怪」、引き起こされた「天狗倒し」は「現象としての妖怪」。という感じで両方に含まれる感じですね。