鳥取妖怪道中記 出雲編その1(築地の松の怪)
妖怪に関する見識を広めるべく
フリーランスの特権を存分につかっていってまいりました。島根&鳥取取材旅行!
島根は日本八百万の神が集う場所、出雲大社。
鳥取はゲゲゲの水木しげる先生の故郷で
その町全部が妖怪色に染まっている境港市。
旅のお供は、作家として活動中の中村 慎太郎(blog:はとのす)さん
彼は妖怪にはほとんど興味がなかっのですが
私の妖怪事業プレゼン練習などに付き合ってもらううちに
いつのまにか巻き込んでしまったのです。(もうしわけなさ地蔵)
そんな二人の珍道中を何回かにわけてレポします!
それではさっそく、初日の出雲大社編から!
妖怪バスの運ちゃん
いきなり到着した所から始まります(笑)葛西⇛羽田空港の
バスに乗ってふにゃらら
ってとこは、あまりにも何もなさすぎたので省略。
というわけで。。。出雲空港に到着し、
出雲大社行き直行バスに乗り込んだわけですが、
なんと!!!…….いきなり出会ってしまいました。妖怪!
これは幸先がいい。
妖怪とはこのバスの運転手さんのことなんですが、
この運転手さん。只者ではなかったのです。
出発するやいなや、バスガイドさんばりに出雲の地形やら近況について
独特なイントネーションでしゃべるわしゃべるわ(笑)
空港から出雲大社に向かう途中、
変な形に剪定された松が植えられているんですよ、こんなんです。
なんだこれわ!と疑問に思うより先に
バスの運転手さんが、「これはですね、築地の松(ついじのまつ)っていいましてね・・」
と話し始め、やれ松食虫に食われて年々枯れているとか
最近は家が丈夫だから植える人もいなくなりましたとか
いろーんなことを説明してくれました。独特なイントネーションはさておき、
説明はわかりやすく、引き込まれました。
いきなり島根パワー全開な妖怪に遭遇したなーと。
ちなみに築地の松っていうのは、「風よけ」です。
出雲空港をはじめ大社までの
一帯は平野になっていて海からの風
が非常に強いんですよ。
築地の松の裏側は骨組みがむき出しに
なっている様に枝がワサー
ってなってるので、酔っ払った状態で
夜中にこれみたら骸骨のバケモノと見間違えそうって思いました。
島根の人口より多い参拝客
そうこうしているうちに、大社の入り口まで来ると
島根の人口と観光客の話になりました、ここでびっくりさせられたのは
バスの運転手さん曰く島根の人口70万人に対して、
訪れた参拝客は年間350万人弱(2012年の話)っていうんですよ。
うち75万人くらいは。。1ヶ月の間に訪れるようです、
今年(2014年)は80万超えだとか。すごすぎる…..
人口よりも多い参拝客をさばいていってるんですから…..
あのバスの運転手さんも、なるほど妖怪じみてくるわけですよね。
まずは飯だ
大社前に到着し、
バスから降りてみるともうお昼時
ここはやっぱ出雲蕎麦でしょ!
ってことになりました。
ぷらぷらと街の方におりていって、「えにし」さんてところに
はいりました。割子そばっていって、わんこそばよりちょっと
大きいくらいの器に3段構えで盛ってありまして、もみじおろしと岩のりで
ずずいっっと頂くのです。こぉれがまたうまいのなんの。
そばがらも一緒に引いているんだとおもいますが
灰色っぽい麺で雑味がほどよく、こしもしっかりしてるし
若干太めで食べごたえがあります。
男二人でうめぇうめぇと唸りながら食べてました。
そこで皆さんは美味しそうな画像を御覧ください(画像だけ)
というわけで腹ごしらえして元気満々、いよいよ出雲大社に参拝するわけです。
出雲編その2に続く。
(現在、一日一記事にすると長すぎてまとまりがなくなってしまったため、構成検討中です。続編はのちほど)
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