1. HOME
  2. ブログ
  3. 記事
  4. ナマハゲ特集 その1「ナマハゲとは」

ナマハゲ特集 その1「ナマハゲとは」

新年あけましておめでとうございます。
今年も本妖怪ブログを何卒よろしくお願い致します。
新年一発目はなんと「大晦日」の妖怪についてです。
おせーよ(笑)!!!管理人、完全に記事のタイミング逃しました。

ナマハゲって?

大晦日の妖怪といえば、そう!ナマハゲ
Namahage Festival Takes Place
厳密には怠け者を懲らしめる神様なんですが、
見た目も恐ろしく妖怪ウォッチにもそのままの名前で
登場していることからみても、全国的には妖怪として認識されていますね。
そもそもナマハゲというのは、大晦日にこたつに温まってばかりで
怠けている子供や大人を戒めるために
赤鬼や青鬼に扮した男たちが
「悪い子はいねがー」「泣ぐコはいねがー」と叫びながらドカドカと家に乱入して
悪を諌めるとともに吉をもたらすという伝統民俗行事です。
また、「男鹿のナマハゲ」として国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
今回はそんなナマハゲについて近況も含めて
複数回に分けてクローズアップしていきます。
ああ、新年に大晦日の記事あげるなんて、
私こそナマハゲにぬっころされたらいい。

ナマハゲの名前の由来

冬にこたつや囲炉裏にあたっていると「ナモミ」 と呼ばれる
低温火傷ができることがあるんですが、その「ナモミ」を「剥ぐ」から「ナマハゲ」
と呼ばれるようになったそうです。

赤ナマハゲ青ナマハゲ

赤面がジジナマハゲ、青面がババナマハゲとされているそうです。
黄色と緑と黒がいれば戦隊だったのに。

ナマハゲになる儀式

ナマハゲ仮面にお膳料理を供えて拝礼してからつけるそうです。
ヘンシーンてな具合にはいかないようです。
ここにもアニミズムの精神が。

蓑から落ちた藁にご利益

故意に引き抜いてはいけません。
自然に落ちた藁にご利益があるそうです。

ナマハゲヒーロー登場

沖縄出身の方はご存じかもしれませんが、
沖縄のご当地ヒーロー「琉神マブヤー」をご存じでしょうか?
同じく秋田においても
にかほ市出身でナマハゲモチーフであるご当地ヒーロー
超神ネイガー」が活躍中です。
images (1)
広がるご当地ヒーローの波。
ヒーローがいるならヒール(悪役)もいるじゃろう
ということで私はご当地妖怪のムーブメントを起こそうと
ひそかに画策しております。クックック。
そんな私の居住区である東京都江戸川区でも
数年前よりヒーロームーブメントがおきており、「エドレンジャー」が
日夜活躍しているのです。まだ悪役らしい悪役がいないので
いまこそ「西葛西は千葉ジャネェー」をモチーフにした
血婆蛇姉猫(チバじゃねえーにゃん)」という猫妖怪を作るしかない。
伝説はここからだ!

音楽とナマハゲの融合

なんと男鹿ナマハゲロックフェスなるものがあるようです。
2007年から実に5回も開催されている2daysのロックフェス。
音楽好きの私としては非常に行ってみたいロックフェスです。というか今年は行きます。
http://www.onrf.jp/

ナマハゲ柴灯(せど)まつり

先ほどナマハゲは大晦日の行事と申しましたが
こちらは2月上旬に行われるナマハゲと柴灯まつりを合わせた
観光行事イベント。見応えありです。というか今年は行きます?!
http://www.oganavi.com/sedo/

ナマハゲ伝導士

講義を通してナマハゲの作法や「しきたり」等男鹿独特の風習を知ることのできる
認定資格。受験料6400円!情報処理技術者試験並み(笑)
ネイガーさんも受けたのだろうか
 
というわけで今回はナマハゲの概要について触れてまいりました。
次回の特集は「ナマハゲの効果」に触れていきます。
お楽しみに♪

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。