念願の場所へ。
2020.10.31 ハロウィン当日。
大学生の時に、【別冊太陽】だったか、【芸術新潮】だったか。 稲生物怪録が掲載されていて… ツッコミどころ満載やなと思いっきりツボにハマり幾星霜。
三次の地に、もののけミュージアムが出来ると聞いてワクワクし、
此度念願が叶って(例年参加していた合戦祭がコロナ禍で中止になったが為に、「あれ? これは三次弾丸…行けるんじゃ…」と←こういう時って何か憑いているのか、降りてきますよね?) もののけハロウィンに参加して参りました♪
ミュージアムの展示は、こじんまりとしている割には、なかなか濃厚でありながら、お子さんでも見易いかと思います。
(もののけハロウィンに参加されるらしき、九尾の仔狐ちゃんが、ご両親と一緒に回っておられて可愛かった…←夕刻に再会したので、ご両親含めてお話しさせて頂きました)
個人的な印象として、 境港は…幼き頃にドキドキしながら見ていた、ゲゲゲの鬼太郎(白黒)や、
水木先生の妖怪図鑑(大人になった今も、つらら女さんのページだけは変わらずドキっとさせられます…美しすぎて怖い。)
の、畏怖を含んだ緊張感みたいなのがあるのですが、
三次は、稲生物怪録とか、人面草紙とかのユルっとした長閑さがあって。
コロナの心配もあるんだけど、アマビエさんたち疫病退散のアヤカシさん達もいらしたので心強いと言うか、
♪病気もなんにもな~い
…ですからね(笑)
私も、烏天狗ならぬスズメ天狗の姿でアヤカシて参りました。(大好きな大天狗様、憧れてやまない三次の烏天狗様と♡ アヤカシ創作仲間・遊幻さん作の、仔牛鬼と共に )
今年は予想通り、ちびっこ鬼殺隊がいっぱいいて可愛かった…何度か斬られそうになったり、(妖怪やから!! 鬼ちゃうから!! と逃げてた)
スタッフさんと間違われて、「トリックオアトリート!!」と囲まれましたが、
違うよーと言いながら、一緒になって戯れておりました。
入口がどこであれ。
妖怪ウォッチとか、鬼太郎とか、
はたまた、鬼滅であっても。
妖怪は常に、私達の傍に生きている… そして、次なる妖怪好き世代や、
妖怪たちの次世代も育っているのだろうなぁ…と思いながら、
ハロウィン当日の満月(46年ぶりだそうですね)と、
夜の三次の町の暗闇を、満喫して来たのでありました。
【櫻屋蜃気楼(sakuyamirage)】幼き頃から妖怪大好き。
日本美術史を学んでいた大学時代に、芳年や暁斎、稲生物怪録に出会う。 日常に、ひっそりとアヤカシを携えたくて、ハンドメイドで妖怪を創っています。
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