わりぃこはいねぇが?なまはげの愛を知る
どうも、現代の流行病、ノロウイルスとおぼしき
胃腸炎に襲われ本ブログを更新できておりませんでした。(ぺこり
毎週毎週何かもらってきており、ひどいもんです。
さて、気を取り直しまして。
鬼のテーマで続いてしまいますが
今回は
「なまはげ」
について書きます。
■どんな妖怪?
大晦日の夜に包丁を持った赤鬼、青鬼が
「怠け者はいねが?泣く子はいねが?」
と家の中にまで乱入してきて
子供たちを怖がらせる
■なんでなまはげ?
ハゲてる人っぽいけど、違います。(孫さんゴメン)
秋田の伝統妖怪で、囲炉裏とかに長時間あたってできた
低温やけどのことを「ナモミ」とか「アマ」とかいうんですが
それを剥いで怠け虫を退散させるという逸話から
ナモミハギ→なまはげ
となったようです。
生皮を剥ぐ~って思ってた方いるんじゃ?
実はこのなまはげ、秋田だけでなくアマハギ(山形)、
アマメハギ(石川、新潟)、
あっぽっしゃ(福井)なんて類似のものが
いるんですよ!(秋田だけじゃなかったことに驚愕)
■なまはげの効能
悪い事したらなまはげがくるよ・・って
脅されるため、素直なお子達は
そんなん勘弁ってことで言う事を聞きます。
日本の妖怪の鏡のような例です。
■だが怖すぎて・・・
(以下wiki引用)
心理学では強い恐怖体験(トラウマ)を経験した場合、後にその記憶がフラッシュバックし、
長期間にわたって被体験者を苦しめること(PTSD)が指摘されている。
だそうです、すごく難しく書いてますが
実際なまはげでPTSDって・・・・笑。実際にいたらごめんなさい。
そりゃー子供からしたらトラウマに近いくらいの恐怖でしょう。
■雑感
興味深いのは元々
子供を怖がらせるためでなく
怠け者の大人向け伝承だったようですね。
うまく子供の教育向けに変化させたもんだなぁ
と思います。
都会の礼儀の知らない若い子を見ていると
なまはげに来てもらいたくなる。
「わりぃこはいねぇが?、嘘ついでねぇが?」
体罰とかそういうのじゃないんですが
「怖いもの」を知ってほしい
って思うんですよね
薬物にしろ非行にしろ暴力にしろ
一度でも手をだしたらいけないもの
って世の中たっくさんあるんでねぇ・・・・・
悪いことしたら罰せられる。
その裏には悪いことして命を落としたり、命を奪ったりしないように
という世間の愛があるからなんだってことを
皆さんがなまはげになって子供達に教えて行けたら最高ですね。
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