(妄想)妖怪フィットネス!黒塚エクササイズと日本の身体文化の融合

はじめに|妖怪と健康は相性がいい?
こんな妄想をしてみたので、少しお付き合いください。 「妖怪体操第一」で社会現象を巻き起こした妖怪ウォッチを筆頭に、妖怪は昔から”見えないもの”や”感じる力”を象徴してきました。最近では、私たちの日常の中で心と身体を整える“妖怪エクササイズ”というアイデアが現実味を帯びています。
今回はその中でも、能の演目「黒塚」をベースにしたエクササイズをテーマに、妖怪×身体文化の可能性を探っていきます。実はこの記事のアイデアは、AI(つくちゃん)との壁打ちの中で自然と生まれてきたもの。人とAIが妖怪を通じて身体のことを語る──そんなAIと妖怪屋の妄想のやりとりについて語っていきます。
妖怪とエクササイズの可能性について
「妖怪の動きになりきる」というエンタメ要素と、「身体で妖怪の意味を感じる」という内省的なアプローチを組み合わせた、ユニークな運動の案があります。
例えば…
- 河童ジャンプ → 下半身の瞬発力を意識する動き
- ぬらりひょんストレッチ → 上半身の柔軟性を引き出す動き
- ぬえブレス → 呼吸と体幹を整える動き
こうした動きに、妖怪の背景や性格を重ねることで、単なるエクササイズではなく“物語として体を動かす”という新しいアプローチが考えられます。
黒塚エクササイズ:静けさの中にある狂気
能の名作「黒塚」は、安達ヶ原の鬼婆=山姥が正体を現す壮絶な物語。その所作や呼吸を取り入れて、心と体をゆるやかに揺らすような「静のフィットネス」の案として生まれたのが黒塚エクササイズです。
構成案では、
- 正座からゆっくり立ち上がる “登場の構え”
- 体幹をねじり、手を開く “鬼の胎動”
- 手を振り下ろしながら進む “正体を現す動き”
- 回転し合掌する “昇華と浄化”
といった流れで、能の所作と妖怪の物語性を融合した動きを提案しています。

能・狂言・盆踊り…日本の身体文化と重ねていく
さらに大きな可能性は、「民俗芸能の動き」との融合。すり足、手の返し、重心移動といった身体の知恵が、エクササイズとしても活かせることに気づかされます。
特に、
- 日舞や能の型 → 姿勢・集中力
- 盆踊り → リズム・反復運動
- 狂言 → 表情筋やコミカルな動き
など、それぞれに妖怪との親和性があります。たとえば小豆洗いは狂言風に、黒塚は能風に…といった具合です。
おわりに|妖怪と身体で出会う時代へ
健康だけじゃない。妖怪を通じて、日本の文化、身体、そして自分自身と向き合う新しい習慣。
「黒塚エクササイズ」は、あやかしの力を借りて、私たちの日常に静かな革命を起こしてくれるかもしれません。
……なんて、そんなことをAIとの壁打ちしつつ妄想してみたんですよ。 あらゆる「日本の動き」を妖怪と融合することで、もっと面白い文化の伝え方ができるんじゃないかな〜と。可能性ありそうな気がしてきますね。
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